1996年10月21日発売
ELECTRIC←→EROTICの氾濫ELECTRIC←→EROTICの氾濫
ヴィジュアル系バンド、デカメロンのメジャー第1作。まるで某宝石CMソングにピッタリなような、ポップでカラフルなロック・ナンバーから、遊び心たっぷりのビート・ソング、哀愁漂うバラードまで、いわゆるB級歌謡ロックがぎっしり詰まった作品だ。
恒松正敏1991恒松正敏1991
光ながらも丸みを帯びたエキセントリックなギターが体の内部で延々とバウンドする。この人にとって円熟って言葉は似合わないはずだったのに…。(8)(9)がストーンズのカヴァーで、デキの良さなら前者、豪華さを採るならPHEWとデュエットしている後者ともなる。
五木 ひろし全曲集五木 ひろし全曲集
都会的なセンスが五木の売りのひとつかと思っていたが、こうしてまとめて聴いてみると、かなり泥臭い演歌っぽさが根底に強くあることが分かる。ポップな曲でもけっこう粘り気が強い。田舎もんの都会風な装いが彼の魅力なんだ。意外に保守本道なんだ。
千昌夫全曲集千昌夫全曲集
デビュー以来のヒット曲の数々に「ふるさとの四季をうたう」のアルバム・ヴァージョンとそのカラオケを収録したベスト盤。基本的にはやっぱりカラオケのお手本として買われていくのでありましょう。その意味では選曲も文句ナシの決定版であります。
TORTOISE REMIXEDTORTOISE REMIXED
テクノの発展性を巧みに取り入れたシカゴのジャズ・ロック・バンドの編集盤。2作目『ミリオンズ・ナウ〜』に入っていた曲のリミックス・ヴァージョンを集めたもの。得体の知れないもやもや〜それは原曲及びリミキサー、双方に対して興味を抱かせる。
イントロデューシングイントロデューシング
定評ある名盤。パーキンスは若くしてこの世を去ったピアニストで、そのため残された作品の数も極めて少ない。西海岸で活躍していたにも関わらず東海岸風ビバップの香りを目一杯表現した本作は、数あるピアノ・トリオ・アルバムの中でも優れた1枚。