1996年2月21日発売
いつか辿りつく景色に…いつか辿りつく景色に…
硬派な、シンガー・ソングライター。アメリカン・ロック・テイストのストレートなサウンドにのせて、メロディも詞も歌も、すべてまっすぐに突き進む剛直な印象が強いが、その裏には孤独や痛みといったウェットな感覚も塗り込められていたりして。
東京東京
一部作詞やヴォーカルの節回しに、はっぴいえんど時代の大滝詠一の淡ーい残像が。とはいえ90年代を生きるこの人たちのほうが、はるかにあてどなくて、可憐。いいメロディを書けそうな可能性は感じるので、あまりオタク的な演奏は避けたほうが得では。
ザ・ギャラリーザ・ギャラリー
北欧メロディック・デスの注目株である彼らのセカンド・アルバム。アイアン・メイデンとイングヴェイ・マルムスティーンを足して2で割ったような叙情派サウンドはデスというよりはノーマルなメタルのニュアンスが強い。デス嫌いにも一聴の価値あり。