1996年9月発売
二枚目二枚目
2枚目のアルバムだから『二枚目』とは、しごく単純明快。ゴスペラーズといってもゴスペルをやるわけではないのだが、相変わらずアカペラを究極とするヴォーカルの真髄を目指す彼ら。さらにユーモラスなキャラクターも発揮され、楽しく聴ける。
東京デーズ東京デーズ
シティ・ミュージックの流れをくむフュージョン系のヴォーカリストには、あまりよい状況とは言えない昨今だが、やはりこういう“歌える人”が元気でいてくれないとつまらない。じっくり耳を傾けても何気なく聴いていても、どちらでも満足させてくれる。
僕の犬僕の犬
ライター杉山達くんの妹も待ち望んだ6年半ぶりの新作アルバム。アルフィー坂崎とのなつかしいコンビによる、なつかしいネタもあるしね。バカらしい歌が成熟していることに、6年半の歳月が。井上鑑の緻密なアレンジに、ノベルティへの愛情感じます。
サイエンスサイエンス
X JAPANのギタリストであり、レモネードなる創作集団(?)も主宰したhideのソロ第2弾。ビジュアルだけ見るとエキセントリックだが、サウンドはポピュラリティとマニアックな部分をかなり高いレベルで共存させている。歌も成長の跡あり。