1996年発売
エンジェル・アイズエンジェル・アイズ
アニタ・オデイ、クリス・コナー等と共にケントン楽団を彩ったクリスティの77年の日本制作作品。熱心なファンであると同時に、擁護の手も差しのべた制作者サイドの愛情も見えて感嘆。アップからバラードまで、クールに歌い切る特有の歌唱を満喫できる。
キャロル ゴールデン・ヒッツ・マーク2キャロル ゴールデン・ヒッツ・マーク2
初CD化というキャロルのベスト・アルバム第2弾。無茶苦茶シンプルで音もショボい。でもカッコいい。メロウ(?)なアダルト路線から一転してR&Rする(17)やカントリー調の(13)など、結構いろんなことをやっていたことがわかる。劇的なバラード、(20)も面白い。
グッバイ・キャロルグッバイ・キャロル
『ルイジアンナ』や『ヘイ・タクシー』の試作ヴァージョン(といっても歌詞が英語なだけだが)に、スタジオでの曲作りの模様や、ライヴ音源(11)〜(14)を収録。曲によってはカセット録音のようだが、かえって気分は出ている。CDだと(15)を逆回転できないのが残念。