1997年1月25日発売
LUNA〜星の旅LUNA〜星の旅
ジャケットからアンビエントを想像したが、違った。ペルーのフォルクローレで用いられる木笛の楽器を用いたインストで、素朴なメロディが控えめなアコースティック・サウンドに溶け込む。技術を誇る演奏ではない。朴訥としたいい味のある音楽だ。
風に失くした言葉風に失くした言葉
バンド名どおり、ちょっと可愛い系のポップ・バンド。僕らはこれから育っていくんだという無理ない姿勢が音に自然と出ている。(3)の「人生楽しめりゃそれでいいなんて/ちょっと恐いけどまぁ今日はいいや」という呑気さがナイス。プロデュースは白井良明。
炎のように…炎のように…
米国のベテラン、リック・デリンジャーのカムバック後の3枚目(移籍第1弾)。ブルースをベースにしたワイルドかつ渋い演奏をメインにポップな曲も少し。ゲストにジョニー・ウィンター、エドガー・ウィンターなどが参加しているのも話題だ。
WHO ME AREWHO ME ARE
世間ではいまだにスラッシュ・メタルのバンドと捉えられているだろうが、その枠を越えたサウンドにはバンドの明らかな進化の跡が見られる。全曲英語詞ということもあり、向こうのオルタナ系ロックが好きなリスナーにも何ら抵抗はないだろう。