1997年10月17日発売
ディライトディライト
ハーモニカの続木力の初リーダー作。ジャズっぽい演奏の中にヨーロッパ経由のエスニック的味付けをした洒落た雰囲気のハーモニカを聴かせるリー・オスカーを想像してもらえば、ジャンルにこだわらない続木のコンテンポラリーな演奏となるだろうか。
「こうもり」序曲〜ウィーン紀行「こうもり」序曲〜ウィーン紀行
ウィンナ・ワルツといえばウィーン・フィル、そしてこのCDで演奏するのはそのVPOのメンバーによるアンサンブルである。室内オーケストラの典雅な香りを残しつつ大袈裟にテンポを揺らしてハメをはずすあたりが心憎い。トップの余裕を感じてしまった。
Operation Get DownOperation Get Down
パフィのバッド・ボーイを離れ、ポジティヴな姿勢に転じての再出発となるセカンド。鼻にかかる深い大声はそれ自体がファンキーで唯一無二だが、その声の魅力を存分に生かせていない曲が多いのが残念。まず第一にこの声を生かす作りにするべきだった。
ザ・ナイトウォッチザ・ナイトウォッチ
昔から、数あるクリムゾンのブートレグの中でも最高の音質とパフォーマンスとしてファンの間で認められていた73年11月15日、アムステルダムでのライヴをオフィシャル・リリースした作品。今、改めて聴いたが、やはり全盛期のすさまじさが伝わってくる。★
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