1997年11月発売
往年の映画ファンから若い世代まで楽しめる映画音楽作品集。ワクワクする(2)、懐かしい(10)、ディズニー・アニメのしっとりしたバラード(5)(6)(7)など、何回聴いても飽きない曲ばかり。上品な歌声で親しみやすい映画音楽を気持ちよく歌い上げている。
これは耳に心地よく響くクリスマス・アルバムだ。ポップなサウンドの中に程よいジャズ・センスも加わり、大人のクリスマスを演出してくれる。OBATAのヴォーカルには独特のムードがあって、それがクリスマス・ソングによって魅力を倍増させる。
最近ではCMで見かけるくらいで何をしとんだと思ってたら、ニュー・アルバムが完成してた。今や数少ない正統派アイドルとして真っ直ぐに突き進んでいる彼女だけに、大胆な試みはないけれど、かえってホッとする。たぶん、そのフツーぽさがいいんだろうな。
恋する乙女たちの応援歌!? 満載のソニアのサード・アルバム。いろいろな愛の形をヒップホップ・ソウルにくるんで表現しています。愛の伝道師に身をゆだねれば癒されます。S.ワンダー作でシュープリームスが歌った「バッド・ウェザー」のカヴァーもあり。
『ニュースステーション』では、今やお馴染みの羽田健太郎によるピアノ演奏。本作はその番組から派生したシリーズ作。今回も四季を感じさせる序情味あふれる楽曲の数々ばかりを収録。心を和らげ優しく包み込んでくれる、耳を傾け聴きたい作品集だ。
ますますコア化が進んでいた当時のマッド、やはり注目すべきはアレック・エムパイアがリミックスを手がけた(2)。原型はほとんど姿をとどめないまでに解体&構築されており、過激さを究めたトリッキーなデジタル・ビートが牙を剥く。
80年代から活動している、NY出身のスラッシュ・メタルの老舗バンド。これが通算9作目。当時のロック・シーンを意識したような、グランジやオルタナティヴ的感触を取り入れて、一段と重く激しいサウンドを創出した意欲作といえる1枚だ。
10代でプラスティックスを体験してる身としては、懐かしいと同時に今でも新鮮に響くバンドをリアルタイムで聴けたラッキーを噛みしめるNY&LAライヴ盤。当時の日本の音楽って世界で一番トンがってたんだなぁ。さて今の若者はコレをどう聴くのか。
メロディック・デスというジャンル確立に貢献した彼ら。にもかかわらず中心人物のD.スウォノ脱退に伴いサウンドもガラッとモデル・チェンジ、単なるデス・メタルに様変わりしてしまった。ノイズのみが際立つ音にもはや北欧的な叙情なし。これは改悪だな。