1997年4月9日発売
ミヨー/コエフォールミヨー/コエフォール
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ユニバーサルミュージックこりゃまた幻の(と言っていい)名盤の復活ですな。わたしゃLP時代、このミヨーとオネゲルは買い損ねたクチでしてね。対訳もついていて嬉しいかぎりですよ。マルケヴィッチの最良の遺産のひとつがこうして陽の目をみるんだから、良い時代になったもんです。
J.S.バッハ:管弦楽組曲J.S.バッハ:管弦楽組曲
バッハ演奏に一時代を画したリヒターの代表的録音の復活。40年近くも前の演奏ながら瑞々しいものがある反面、あれほど無駄のない響きと歯切れの良いリズムに酔ったものが、ピノックらの古楽器演奏に慣れてしまった耳には何とも厚ぼったく聴こえてしまう。
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集 第2集J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集 第2集
70年代、リヒター絶頂期のアルバム。チェンバロ協奏曲集が5曲入っているが、うち4曲はバッハ自身による転用・編曲もの。現在のような古楽器を使用した演奏ではないが、これもバッハ演奏のひとつの極み。その深さと厚みにおいて右に出る者はない。
リヒター/ヴェンツィガー|ヘンデル/王宮の花火の音楽|テレマン/水上の音楽《ハンブルクの潮の満干》リヒター/ヴェンツィガー|ヘンデル/王宮の花火の音楽|テレマン/水上の音楽《ハンブルクの潮の満干》
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ユニバーサルミュージックグレゴリア聖歌集グレゴリア聖歌集
「伝統の地をたずねて」というシリーズを1枚にまとめた編集ものだが選曲が実によく考えられており、これ1枚でグレゴリオ聖歌のエッセンスを味わうことができる。気になってはいるが、どこから入っていいか途方に暮れている入門者にうってつけのCD。