1997年9月発売
curecure
今の中谷美紀が楽曲に求めているのは、心を癒し和ませる音楽である。そんな想いを坂本龍一がハイソなポップスとして昇華。心に染み渡る優しい肌触りの歌の数々が、喜怒哀楽の感情を静かに掻き立てていく。カップリングされた[2]のヒーリング音楽も満足。
シャシの耳/スネークマンショーの恐るべき子供たちシャシの耳/スネークマンショーの恐るべき子供たち
桑原茂一のプロデュースで蘇った90年代版スネークマンショー。謎のドラマが延々と入っていて、トラックを組み替えることでさまざまなストーリーが楽しめるようになっている。でも難解すぎて、1回聴いただけでは…。参加メンツは豪華なんだけどなぁ。
ダークダックス 日本の抒情歌「ふるさと紀行」ダークダックス 日本の抒情歌「ふるさと紀行」
怪しげな“コーラス”がばっこする昨今、オーソドックスな4声コーラスを聴くとホッとする。確かに流行のノリではないが、こういう音楽がマスメディアに排除される風潮が、日本の音楽を袋小路の線香花火にしてしまった一因があるのではないだろうか。