1998年11月発売
角川映画・女優ヴォーカル・セレクション角川映画・女優ヴォーカル・セレクション
今はもう遥か昔、映画といえば角川映画、って時代がありましたっけ。主演女優三人それぞれによるテーマ・ソングを収録。映画のトーンにも共通するのだろうが、どの歌もほのかなさびしさを含んでいる。かの時代の角川映画変遷を綴ったライナーもあり。
スライ・ファイスライ・ファイ
元ユーリズミックス、プロデューサーとしてもボブ・ディランら大物を手掛けてきたデイヴ・スチュワートのセカンド・ソロ作。キャッチーでエキゾティックなメロディと、ポップ・モダニストとしての一流のセンスが光るエレクトロ・サウンドが心地よい。
ホウォーリー・アースホウォーリー・アース
パット・メセニーとの共演作に前後して自身の表現世界に一層の深みや穏やかさを加えたアビーの最新録音は、その上にさらに、これまでにない爽快な色香も浮かび上がらせる自然体の快作。ジャズの定義に縛られず、それでいてなお輝くスピリットが眩しい。