1998年12月発売
サンフランシスコ/ホリデイ・シングス・ユールマンサンフランシスコ/ホリデイ・シングス・ユールマン
ウィーンからアメリカへ渡った作曲家ユールマンの曲を、アメリカからウィーンに渡ったホリデイが歌うというシカケ。オペレッタとミュージカルが交錯して、古き良き時代が蘇ってくる。ホリデイのファンでなくても、十分に楽しい一時が過ごせます。
「微笑みの国」ハイライト「微笑みの国」ハイライト
オペレッタの録音はロクなものがないので、ハイライトとはいえこのリリースは大変ありがたい。歌手陣はフォルクスオーパーなどでおなじみの実力派、そしてタイマー指揮のオーパンバル管も正統的なウィーン・スタイルで、演奏の水準もかなり高いといえる。★
遠くまで遠くまで
『マグマ』に続く稲葉浩志ソロ名義のマキシ。珠玉のバラード(1)は全体を色どる美しくも悲しいストリングスがサビと相まって印象的。一転して(2)では陽気なパーティ・モード全開。無機質なビートで始まり(お馴染みの)熱い稲葉節が堪能できる(3)と濃密な音空間。