1998年4月25日発売
アンソロジーアンソロジー
87年に逝去したブルー・アイド・ソウルの草分け的存在P.バタフィールドのベスト盤。バンドの絶頂期でもあるエレクトラ時代の音源を収録したもので、ホワイト・ブルースの真髄が堪能できる。
リヴィング・バイ・ザ・デイズリヴィング・バイ・ザ・デイズ
作曲家やプロデューサーとしても活躍していた、アーシーなシンガー・ソングライター。これは1971年にリリースされた通算2作目のアルバムで、マッスル・ショールズやレオン・ラッセル関係のプレイヤーをバックに使っての1枚。どっしりとさり気なく…。
イーヴン・ダズン・ジャグ・バンドイーヴン・ダズン・ジャグ・バンド
ブルースやジャズをベースにして、20〜30年代に工業用のビン(ジャグ)などを用いて演奏されたスタイルを、60年代に甦らせた伝説のフォーク・グループの世界初CD化。64年作品。
ECLIPTIC TSUYOSHI DJECLIPTIC TSUYOSHI DJ
イッセイ・ミヤケ・フォー・メンの春夏コレクションを飾ったDJ TSUYOSHI監修によるミックス・アルバム。収録曲はシステム、マントラ、イート・スタティックなど。ゴア・トランスなサウンドを重ね合わせ、清廉としたアンビエント世界を描き出す。
Screaming VisionScreaming Vision
バンド名はレイヴとラヴクラフトを引っ掛けたのだろうか。そんな発想から重々しくもダンサブルな音を想像したのだが、ひたすら明るくてライト。歌も楽曲も音作りも何もかもが類型的で、しかもソツない。「どこかで聴いたような」が当たるか外れるか。
ドビュッシー:12の練習曲ドビュッシー:12の練習曲
紀尾井ホールでのライヴ録音。何よりも卓抜なテクニックに耳を奪われるが、そのテクニックに裏打ちされた輪郭のくっきりとした造型がこのピアニストの真骨頂だろう。ライヴにありがちな粗雑さが微塵もなく、音色の透明感もよく伝わってくる録音だ。