1998年4月25日発売
92年にデビューしたラッパー二人組の3年ぶりの新作、4作目。色とりどりのサウンドがそう感じさせるのか、どこか聴きやすさ・取っつきやすさが出てる。硬派・個性派と言われてきた持ち味はそのままに。彼らの師匠で、解散〜再編したEPMDの制作もあり。
クリーヴランド出身、32歳の時のデビュー作でグラミー賞の最優秀新人賞を獲得した作品。R&Bをベースにした音楽性と深みのある歌声が絶妙。JTとのデュオ曲も目玉。90年作の再発盤。
24年ぶりにセカンド作をリリースした、キーボーディスト/ソングライターのデビュー・アルバム、74年作品。ラフな作りだが、その分温かみがダイレクトに伝わってくる米南部ロック。
名曲「ロックンロール・ジプシー」の作者としても有名な彼の71年作、骨太南部ロックの傑作が世界初CD化。ジェシ・デイヴィス・プロデュース。ディランやR.ロバートソンのカヴァー曲も収録。
87年に逝去したブルー・アイド・ソウルの草分け的存在P.バタフィールドのベスト盤。バンドの絶頂期でもあるエレクトラ時代の音源を収録したもので、ホワイト・ブルースの真髄が堪能できる。
作曲家やプロデューサーとしても活躍していた、アーシーなシンガー・ソングライター。これは1971年にリリースされた通算2作目のアルバムで、マッスル・ショールズやレオン・ラッセル関係のプレイヤーをバックに使っての1枚。どっしりとさり気なく…。
ブルースやジャズをベースにして、20〜30年代に工業用のビン(ジャグ)などを用いて演奏されたスタイルを、60年代に甦らせた伝説のフォーク・グループの世界初CD化。64年作品。
イッセイ・ミヤケ・フォー・メンの春夏コレクションを飾ったDJ TSUYOSHI監修によるミックス・アルバム。収録曲はシステム、マントラ、イート・スタティックなど。ゴア・トランスなサウンドを重ね合わせ、清廉としたアンビエント世界を描き出す。
バンド名はレイヴとラヴクラフトを引っ掛けたのだろうか。そんな発想から重々しくもダンサブルな音を想像したのだが、ひたすら明るくてライト。歌も楽曲も音作りも何もかもが類型的で、しかもソツない。「どこかで聴いたような」が当たるか外れるか。