1998年4月発売
クリーヴランド出身、32歳の時のデビュー作でグラミー賞の最優秀新人賞を獲得した作品。R&Bをベースにした音楽性と深みのある歌声が絶妙。JTとのデュオ曲も目玉。90年作の再発盤。
24年ぶりにセカンド作をリリースした、キーボーディスト/ソングライターのデビュー・アルバム、74年作品。ラフな作りだが、その分温かみがダイレクトに伝わってくる米南部ロック。
名曲「ロックンロール・ジプシー」の作者としても有名な彼の71年作、骨太南部ロックの傑作が世界初CD化。ジェシ・デイヴィス・プロデュース。ディランやR.ロバートソンのカヴァー曲も収録。
87年に逝去したブルー・アイド・ソウルの草分け的存在P.バタフィールドのベスト盤。バンドの絶頂期でもあるエレクトラ時代の音源を収録したもので、ホワイト・ブルースの真髄が堪能できる。
作曲家やプロデューサーとしても活躍していた、アーシーなシンガー・ソングライター。これは1971年にリリースされた通算2作目のアルバムで、マッスル・ショールズやレオン・ラッセル関係のプレイヤーをバックに使っての1枚。どっしりとさり気なく…。
ブルースやジャズをベースにして、20〜30年代に工業用のビン(ジャグ)などを用いて演奏されたスタイルを、60年代に甦らせた伝説のフォーク・グループの世界初CD化。64年作品。
イッセイ・ミヤケ・フォー・メンの春夏コレクションを飾ったDJ TSUYOSHI監修によるミックス・アルバム。収録曲はシステム、マントラ、イート・スタティックなど。ゴア・トランスなサウンドを重ね合わせ、清廉としたアンビエント世界を描き出す。
バンド名はレイヴとラヴクラフトを引っ掛けたのだろうか。そんな発想から重々しくもダンサブルな音を想像したのだが、ひたすら明るくてライト。歌も楽曲も音作りも何もかもが類型的で、しかもソツない。「どこかで聴いたような」が当たるか外れるか。
紀尾井ホールでのライヴ録音。何よりも卓抜なテクニックに耳を奪われるが、そのテクニックに裏打ちされた輪郭のくっきりとした造型がこのピアニストの真骨頂だろう。ライヴにありがちな粗雑さが微塵もなく、音色の透明感もよく伝わってくる録音だ。