1998年7月23日発売
リスボンリスボン
第3弾スタジオ作『ファイアーワークス』に先がけてのシングル。本物のオーケストラをフィーチャーした重厚な表題曲は、サウンドの構築感に負けない楽曲自体の美しさが見事。デモ・テイクなど、レア・トラック2曲とのカップリングでマニアもニヤリの一枚。
Under Age's SongUnder Age's Song
これ、凄いです。前作『陽はまたのぼりくりかえす』でヒントをつかんだ、クールなラップとキャッチーなメロディ、という独自の路線をさらに追求。ロック+ヒップホップ×メッセージ・ソング……などという公式を飛び越えた、天然のカンの良さが冴えてる。⇒Dragon Ash ディスコグラフィはこちら
継いでゆくもの継いでゆくもの
最近ではNo No'sとしての活動やゴッド・マウンテン(ホッピー神山)との共演などで話題を呼ぶオキナワン男女ユニットの新作。民謡はもちろん、ロックやフォークなどを美味しくチャンプルー。美しいメロディとなびぃの浮遊感ただようなヴォーカルが魅力的。
愛の言葉愛の言葉
ロマンティックな小品を中心とした長谷川陽子のベスト盤。大家の演奏を年代物のボルドー・ワインに譬えるなら、こちらはできたてのフレッシュなワイン。澱もなく、すっきりと軽やか。クセの少ない、万人に愛されるタイプだ。おおらかな音楽運びが心地よい。
ノー・ターニング・バックノー・ターニング・バック
リサ・スタンスフィールド、テイラー・デインなどとコラボレートしていたUK実力派ヴォーカリストの3年ぶりのセカンド・アルバム。シンプルなリズム・アレンジと透明感あるシンセ、サックスがクールに響くソウルフルなAORが堪能できる。
エグザイルエグザイル
昨年、ブラーのデーモンなどによりカヴァー・アルバムが作られたように、80年代に多大な影響を与えたゲイリーの新作。相変わらず孤独病なのね。でもなんて美しいのでしょう。これぞゲイリー! こんなに感動的なエレ・ポップもあるのです、若い皆さん!★