1999年1月21日発売
昭和を飾った名歌手たち 島の娘昭和を飾った名歌手たち 島の娘
昭和を代表する芸者歌手・小唄勝太郎の代表曲といえば「東京音頭」や「さくら音頭」、「島の娘」などがあるが、彼女の歌唱の魅力は新内調、民謡調の歌謡曲から“おけさ”あたりにあるのだろう。なかでも昭和初期の時代を感じさせるコミッカルな(4)も面白い。
昭和を飾った名歌手たち11 異国の丘昭和を飾った名歌手たち11 異国の丘
ビクターの戦後第1号レコードとして平野愛子の「港が見える丘」とカップリングで発売された(1)や戦後歌謡の代表曲(6)など“流行歌”が時代に密着していたころの空気が感じられるヒット曲が聴ける。竹山の豊かな低音が柔らかく、そして甘く耳に入ってくる。
昭和を飾った名歌手たち14昭和を飾った名歌手たち14
昭和27年から33年までに発表したヒット曲集。明るいキャラクターを活かしたリズミカルなコミック・ソングから哀愁ソング、働く少年への応援歌など宮城の幅広い芸達者ぶりを示す一枚。当時のブロマイドや写真入りレーベルを使用したデザインも嬉しい。
果実果実
昨年デビューした札幌出身男子二人組、エル・マロの會田氏プロデュースのマキシ。70年代ロック好きなのか、そんな煙たさもずいぶん匂うヘヴィなサウンド。淡々と語り、高まっていくミディアム(1)、ミスチルばりのわかりやすいメロディと素直な歌がいい。