1999年11月20日発売
絶体絶命絶体絶命
98年5月にデビューしたシンガー・ソングライターの4枚目のマキシ・シングル。近頃めずらしいバリバリのロック・タイプで、ハイ・トーン・ヴォイスとノイジィなギターの絡みがセクシーだ。弛緩させる音楽が多いなか、スリリングな音作りが新鮮だ。
BAND REPERTORY NET WORK 10〜決定盤!!バンド・ショーアップ作戦1<ソロ・フBAND REPERTORY NET WORK 10〜決定盤!!バンド・ショーアップ作戦1<ソロ・フ
長保有紀全曲集長保有紀全曲集
威勢のいい口上とともに、自分の名前を織り込んだあいさつ代わりの「願い節」でスカッと気持ちよくスタート。中盤からの「黒い花びら」「お富さん」などさまざまなタイプの名曲カヴァーでは、長保なりの解釈と確かな歌唱力で見事に歌いきっている。
J・S・バッハ 無伴奏チェロ組曲J・S・バッハ 無伴奏チェロ組曲
たった一人のチェリストによって繰り広げられるこの音楽は演奏家の色に染まりさまざまな顔を見せる。人生を語るような巨匠の演奏と比較するとこの長谷川の演奏は軽い。しかしそこには爽やかで瑞々しい若草の香が漂っている。軽やかで暖かな音色が快感だ。
ダン・バイ・ミラーズダン・バイ・ミラーズ
ハロウィンのvoによるセカンド・ソロ。演歌調のサビの独メタルの大物バンドのシンガーというイメージとは違ったモダンなヴォーカル作。ラウド・ヘヴィやアコースティカルなロック、バラードが渾然一体化した内容は前作から踏襲したもの。好き放題の曲が微笑ましい。
スーナー・オア・レイタースーナー・オア・レイター
乾いたギターの音色、さわやかなコーラス・ワーク、アコースティック・ポップ・トリオ、BBマックのデビュー作。楽曲とハーモニーを武器に、豪華なプロデューサー陣を迎え、制作された清涼感あふれる一枚。エクストリームのカヴァー(11)ははまりすぎ。