1999年11月20日発売
ハロウィンのvoによるセカンド・ソロ。演歌調のサビの独メタルの大物バンドのシンガーというイメージとは違ったモダンなヴォーカル作。ラウド・ヘヴィやアコースティカルなロック、バラードが渾然一体化した内容は前作から踏襲したもの。好き放題の曲が微笑ましい。
乾いたギターの音色、さわやかなコーラス・ワーク、アコースティック・ポップ・トリオ、BBマックのデビュー作。楽曲とハーモニーを武器に、豪華なプロデューサー陣を迎え、制作された清涼感あふれる一枚。エクストリームのカヴァー(11)ははまりすぎ。
イギリスの三人組、デビュー・アルバムからのファースト・シングルはコーアズ他を手掛けたオリヴァー・リーバー制作による、生ギターの響きを活かしたミディアム・ナンバー。ルックス同様の甘くソフトなハーモニーで、しっとり聴かせてくれる。
ビッグビートの新星、ミント・ロワイヤルのファースト。1曲目からシタールが飛び出す意外な展開ながら、根っから明るいダンス・ビートが続々登場。この脳天気な明るさこそがヒップホップの神髄か。でもどこかオシャレなセンスも満載で、女の子ウケ必至の一枚。
熱狂的な人気を誇る早弾きギタリストの元祖マルムスティーンのトリビュート作。スウェーデンを中心に北欧のバンドが彼の曲をカヴァー。中にはイングヴェイなんて! 素振りを僕に見せた奴もいるぞ! でも、彼並みのテクは今や当然であることを実感。
制作・出演
アヴィシャイ・コーエン / ジェフ・バラード / スティーヴン・メルクリオ / スティーヴ・ウィルソン / スティーヴ・デイヴィス / チック・コリア / ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団「スペイン」は、幸いにしてクラシック的要素よりジャズ的要素の方が多い。協奏曲の方は、はるかにクラシックであるがその響きは新古典主義的だ。それもストラヴィンスキーが遠くに見える。なぜチック・コリアはクラシック作品を書きたがるのだろうか。
鼓童ファンにとって(7)以外は馴染みの曲だ。アミューズメント佐渡でワン・ポイント録音方式により録られた演奏で、7年ぶりの劇場を使っての録音である。何種類もの太鼓から笛、鳴り物などにより、静と動とが躍動する立体感のある音像を体感させていく。