1999年1月発売
mon cheri marimon cheri mari
60年代末〜70年代初期にヒットを飛ばした初代セクシー・シンガー、辺見マリのベスト。安井かずみによる絶妙の歌詞も小粋で、フレンチ・ポップスを継承しつつ日本独自の歌謡曲を完成させた傑作揃い。(14)〜(16)のハウス風のリミックスはやや悪ノリかも?
愛のレッスン愛のレッスン
ちょっぴりセクシーなストーリーと加賀の思わせぶりな語り、ムーディな音楽で構成するナレーション・アルバム。オリジナル・リリースは71年で、当時のラジオの大人向け深夜番組を思わせる内容。AVのない時代は、この程度でみんな興奮したのだ。
エヴリ・モーニングエヴリ・モーニング
大ヒットした「フライ」から早くも1年半が過ぎ、ついに待望のニュー・シングルが到着。これは同時発売されるアルバムからの先行シングルとなっている。もちろんリミックス曲も収録。
14分59秒14分59秒
楽しいことならなんでも取り入れちゃえ。てな、米国西海岸快楽的雑多派ロック・バンドの3作目。意外に(?)アコースティックかつメロディアスな曲が耳につくが、それこそ本作のポイントか。笑顔の先にある、普遍的な歌心、それを求めたのではないか。
WILD FOWeRWILD FOWeR
FENCE OF DEFENSEのギタリスト、北島健二のソロ・アルバム。コテコテのハード・ロック・アルバムだから、好き嫌いがはっきり分かれるだろうけど、テクニックに関してはやはり唸らされる。ちょっと眉間にシワ寄りすぎな気が僕はしますが。
外山雄三オーケストラ作品集外山雄三オーケストラ作品集
外山の作品は、確かにその指揮活動ほどには知られていない。これは60〜80年代の作品。まず聴こえてくるのはオケの手慣れた扱い。次に典型的な民族的素材、音楽の手慣れた定石。ある種、職人的な作曲手腕。でも“日本の国民音楽”ってこういうの?