1999年6月発売
近代フルートミュージック近代フルートミュージック
近代フランスとプロコフィエフのフルート作品を集めてウィーンで収録されたアルバム。フルートのギスラー=ハーゼはウィーン国立音大の教授職にあり、同地を中心に活躍している人。ピアノの森美加もウィーンで学び、同音大の専属伴奏者として勤務している。
バッハ:インヴァンション&シンフォニアバッハ:インヴァンション&シンフォニア
録音時(83年)70歳間近。戦前より活躍している人だ。格調高く堂々たる演奏。ややロマンティックな演奏。オリジナル指向も定着、様式もふまえすごい技巧と細部を磨き上げた演奏者に不足のない今日、それでも人は何かを求めてこの録音を聴くのだ。
ランナー:四季ランナー:四季
庶民的なスタイルでウィーン音楽の粋を伝える4人組は各々オーストリア国内有数のオケまたはアンサンブルのメンバーでもある。ウィーンっ子の名手ブラインシュミットをフルートに迎えて、ランナーの珍しい連作曲「四季」ほか心躍る音楽を届けてくれる。
ユニヴァーサル・メロディーズユニヴァーサル・メロディーズ
バスーンの名手トゥルコヴィッチを中心にしたバスーン4本のアンサンブル。歌や打楽器を入れたりと工夫しているが、選曲ミスが多くモソモソして面白くないものも。一方ツボにはまると、バスーンの独特の表情が浮き立ってきて楽しい。一聴の価値はある。