1999年8月6日発売
フレディ・ケンプ・プレイズ・シューマンフレディ・ケンプ・プレイズ・シューマン
98年のチャイコフスキー・コンクールで第3位に入賞したF.ケンプの、本格的なデビュー盤。音の立ち上がりが鮮やかで、リズムの切れ味が鋭く、爽快な印象を与える演奏である。若さにあふれ、瑞々しいが、22歳とは思えない深みのある表現も散見される。
RUMBLERUMBLE
とにかくリリース枚数の多いミッシェルだが、マキシ・シングルを集めたこの一枚は、ファンには嬉しい企画盤。それでもベタなヒット・シングルはほぼ排除しているところが憎らしくもあり嬉しくもあり、まさに裏ミッシェルなカッコよさ満載。惚れるっ。
神髄〜春日八郎の世界〜神髄〜春日八郎の世界〜
[1][2]の40曲は春日八郎のオリジナル・ヒット曲で、[3]〜[6]は春日節によるカヴァー曲である。昭和の戦後歌謡曲シーンではクルーナー・タイプの歌手であった彼は、今でこそ演歌風のイメージが付いているが、相当に洒落たセンスを持った歌唱を展開していた。イメージ以上に軽快な「お富さん」と「別れの一本杉」の情感との間にあるギャップと妙に乾いている情感が春日八郎だ。