2001年6月21日発売
夢の中へー井上陽水ベストアルバムー夢の中へー井上陽水ベストアルバムー
間もなく30年間の集大成となる2枚組ベストを発表する陽水先生。こちらはその前に発売されたポリドール音源のベスト。いつの時代に聴いても心を打つ名曲の数々はフォーク史に残る歴史的な宝物であることを再確認。(16)は小椋佳、(9)(19)は清志郎との共作曲。
加藤登紀子 全曲集加藤登紀子 全曲集
生き方とともに語られることの多いシンガーだが、聴き手をしみじみと力づける歌は、それだけで十分な価値と存在感がある。郷愁と呼ぶだけではもの足りない深いやさしさが漂う(3)、悲しみとともに凛々しさを感じさせる(7)など、表現の幅の広さが素晴らしい。
西田佐知子 全曲集西田佐知子 全曲集
西独映画『朝な夕なに』の主題歌を思わせる(1)が巷に流れたのは、60年安保の直後だった。60歳前後の世代にとっては青春の蹉跌と一体の歌だろう。モノラル音源の(1)(2)(6)(7)(14)(15)などで聴ける乾いた熱情の佐知子ヴォーカルを復活させた筒美京平の(5)は秀逸。
香西かおり ベスト全曲集香西かおり ベスト全曲集
香西かおりが2年6ヵ月ぶりのベスト盤をリリースする。デビュー・シングル「雨酒場」から最新シングル「恋草紙」までの全シングル17曲を完全収録した1枚。これ1枚で彼女の全てが分かる。
ガール・トークガール・トーク
ヴァーヴ・レーベル初の日本人女性ジャズ・シンガーのデビュー・アルバム。フランスのアンリ・ルノーが惚れ込んだという圧倒的な歌唱力で、「枯葉」をはじめとするスタンダードを熱唱。
リオ・デ・ジャネイロ・ブルーリオ・デ・ジャネイロ・ブルー
『イヴァン・リンス・トリビュート』でグラミー賞を受賞した、ナット・キング・コールの実弟によるテラーク・レーベル第2弾。ブラジリアン・テイストを取り入れたサウンドと渋いヴォーカルが魅力。