音楽むすび | 2001年8月10日発売

デンマークきっての新進ピアニスト、カーステン・ダールによる新作アルバムが到着した。「ワーク・ソング」などをトリオで演奏した期待通りの音で、2001年秋予定の初来日が楽しみだ。

メタル・ファン以外にも根強い人気を持つUKハード・ロック・バンドの復活第2弾。プロデュースにはミスフィッツを手掛けたダニエル・レイを起用、新ベーシストも加入し、疾走感が増した新サウンドを展開。

スタンダード・ナンバーをとり上げた2作品のひとつとしても知られる76年のアルバムを再発。超絶ギター・テクニックが聴ける歴史的名演奏といわれ、ギター・フリークには必携盤だろう。

フリー・ジャズ風の不気味な曲が並ぶ前半(アナログではA面)と、イエスのジョン・アンダーソンをヴォーカルに一部起用した「リザード」(同B面)からなる70年の3作目。アコギの音が新鮮。

84年のアルバム第10作目で、フリップ、ブリュー、レヴィン、ブルフォードの4人クリムゾン最後の作品にボーナス・トラック6曲を追加。「太陽と戦慄パートIII」の存在が気になるアルバムだ。