2002年11月21日発売
プログレッシヴ・ロックの頂点に輝く、EL&Pの75年の4作目である。彼らが登場した時は、これでもロックなのか、たった3人のサウンドとはにわかに信じられなかったものだ。前作発売時の日本公演は嵐のグランド・ファンクと並び伝説的なもの。
人気のフュージョン・サックス奏者がスペインのクラシック作品に挑戦。クラシック・プロジェクトとしては第2弾になるこの作品で、オーケストラのダイナミックで色彩豊かなサウンドをバックに歌心あふれる演奏を披露。新感覚のフュージョンに仕上がった。
実力派ピアニスト、塩谷哲が率いるバンド、SALT BANDの初のアルバム。2002年9月に六本木STB139スイートベイジルで行なわれた3日間のライヴから収録。
95年発表のアルバム。アンディ・ストチャンスキーのドラム以外の楽器をすべて彼女が担当した意欲的な作品。弾き語りもさらに深みを増している。ライヴでの定番曲も多数収録。
98年発表のアルバム。ビルボード・チャートで22位にランク・インした成功作。ホーン・セクションを積極的に取り入れるなど、音楽的な広がりが感じられる作品。
99年発表のアルバム。キーボード奏者を迎え、バンドとしての形態が固まり出している。これまで以上に多彩なサウンドを聴かせるが、もちろん彼女のアコギも素晴らしい。
1年に3作というすさまじい勢いで作品を発表し続ける社会派女性の新作。元プリンスやメイシオ・パーカーの参加につられて買うと“アレ?”かも。しかし、静かでガツンと来る内容だ。音の編み方に対するこだわりは素晴らしく、元プリと仲がいいのも頷ける。
クラブ・ミュージックのポップ性を純化し続けるユニットが放つクリスマス・ソングを含む6曲入りのミニ・アルバム。グリーティング・ソングのためかとりわけハートウォーミングなムードが全編ストレートに表現されていて、とにかく楽しい。ミズノマリの歌が優しく癒す。
シカゴ出身で、現在はロサンゼルスを中心に活動しているゴスペル・シンガー、KUK HARRELLのニュー・アルバム。敬虔なクリスチャンでもある彼の曲はクリスマス・シーズンにお薦め。
新作(1)(9)を含むベスト。大ヒット(12)のソフト演歌のイメージが強いが、(5)(6)でみせる艶やかで芯の強い女性も見事に演じている。演歌での再出発(13)から丸10年、すっかり実力派に成長した。但し、(8)はデュエットの川藤幸三(元・阪神)が素人ぽくて、作品をチョー柔軟にしています。
最新ヒット(1)やデビュー曲(8)などのオリジナル+スタンダードで構成。ムード歌謡を背負う存在だけに、選曲やアレンジなどでもう少し“冒険”してみてもいいかなという気もする。その意味で、洒落たムード歌謡になっている(9)は面白い。コンボのバックで聴いてみたい人です。