2002年11月発売
“エレクトリック・ギターの開祖”と評される天才ギタリスト、チャーリー・クリスチャン。本盤は、同時発売の4枚組BOXセットのダイジェスト的な内容で、彼の魅力を知るには最適の1枚。
東西NHKレギュラー対決。西は『新・クイズ日本人の質問』の桂文珍が登場。2002年に20回を迎えた恒例の8月8日独演会のライヴ録音で、上方の大ネタ長講がたっぷりと味わえる1枚だ。
東西NHKレギュラー対決。東は『ためしてがってん』の立川志の輔が登場。世相風刺の創作「はんどたおる」と志の輔流改訂の古典名作「死神」の2演目で本領をタップリと見せつけてくれる。
まさに珠玉。女王アレサの活動初期、つまりコロンビア在籍時の名唱が2枚組にまとめられた。レイ・ブライアントとの共演も含め、後にソウル・クイーンとして君臨する彼女の輝きが徐々に増して行くさまが刻み込まれている。爆発寸前のパワーがみなぎった歌ばかりだ。
亡くなって12年以上、今もなおブルース・ギタリストとして尊敬を集めるレイ・ボーン2枚組ベスト・アルバム。おそろしいほど切れに切れるギターは耳にまだ新鮮で不世出のギタリストだったとあらためて認識。これほど胸に染みるギターを弾ける人はそういない。
92年からスタートしたウィーンのクリスマスのメイン・イベント。ドミンゴを中心とした素晴らしいゲストたちが出演する、そのクリスマス・コンサート92〜00年のライヴ録音から選りすぐったナンバーでくみ上げられたCDだ。華やかで荘厳な聖なる夜の雰囲気に浸りたい。
名ピアニストが作曲家であったロマン派時代がこれから復活するのかもしれない。横山幸雄が初の自作自演に挑んだこのアルバムは、郷愁を誘う優美な旋律と華麗なヴィルティオジティーが横溢する作品がズラリと揃う。横山は21世紀のラフマニノフになる予感がしてくる……。