2002年6月発売
ストレートな表現で青春にありがちな鬱憤をぶちまける歌詞は滑稽ではあるのだが爽快なまでのパワーに満ちている。J-PUNKの担い手として注目されているだけに、楽曲面もエネルギーに満ちていてヨロシイ。人の感情とはこうあるべきなのだ、と納得。
裕加里と書いて“ひかり”と読む新人シンガーさんのデビュー・アルバム。もともとは絵画を志していたそうですがモデル事務所のオーディションを受けたことをきっかけにデビュー。作詞は全部本人。美女のつぶやきヴォイスに癒されたい人はぜひ、どうぞ。
元セパルトゥラのブラジル人プレイヤー、マックス・カヴァレラ(g、vo)率いる激烈メタル・バンドのサード。オリジナル・ドラマーが復帰したことで、ストレートなグルーヴを伴うヘヴィ・サウンドへと回帰。民族リズムとメッセージ色の強い歌詞も健在だ。
正統派のウエストコースト・サウンドを少し重めにしたところが小気味よい。コーラスはビーチ・ボーイズの思い入れたっぷりだし、エレキはイーグルスかドゥービーか。そういえば、CMソングにも起用されていたのがこの曲。理屈抜きにエンジョイ。
んんん、聴いたぞ! 両足をペダルの上に浮かせたまま演奏するアクロバティックなスタイルが目に浮かぶようだ。強靭でデリケートなリズムの上に透明なハーモニーが気持ちよく乗ってゆくさまはピアノという楽器の面白さを再認識させられる。とにかく「聴け!」。
Jリーグ発足時にワールドカップ誘致のために書かれた、作詞:甲本ヒロト、作曲:坂本龍一の豪華コンビによる「桜のころ」を、日本代表の応援歌として再リリース。なんとヴォーカルにはあの大物が!?
レーベル間のレンタル移籍という日本初の試みによって発表されたシングル。ライト・ファンクな表題曲はオーガニックな手触りが随筆調歌詞に光を、またDJ FUMIYAによるリミックスはスタイルとしてのヒップホップに光を当てている。