2002年9月19日発売
メジャーの中のアングラという感じ。昔風にいえば無国籍でインナーな音楽。引きしめた後さらい余分なものを取り去ったあけすけな歌世界。エコーの薄さが自信の証し。これもジャズだと思ったほうがおもしろい。悲しい色彩がふんわり音に溶け込んでいます。
日本のダブ・オリジネイターとして活躍する、こだま和文の活動20周年記念アルバム。MUTE BEATから現在までのキャリアからセレクトされたベスト盤。UAや中納良恵(EGO-WRAPPIN')といったゲストにも注目。
87年にリリースされたBUCK-TICKのメジャー・デビュー・アルバムが、デジタル・リマスターで再登場。当時流行っていたビート・バンド的な音作りだが、その中にもキラリと光るセンスの片鱗がうかがえる。
元はインディーズからリリースされていたBUCK-TICKの初のアルバム。リミックスが施されているが、当時の荒削りな若々しさは十分に感じられる。本盤ではデジタル・リマスターでさらに鮮度アップ。
92年にリリースされたBUCK-TICKのベスト・アルバムが、デジタル・リマスターで再登場。ほとんどの曲に大幅なリメイクがなされており、オリジナル・アルバムの趣が強い作品。
93年にリリースされたアルバムが、デジタル・リマスターを施されて再登場。さらに重く暗くアグレッシヴに、独自の境地を突き進む彼らの姿が潔い作品。シニカルな櫻井の歌詞の世界にも注目。
95年にリリースされたアルバムが、デジタル・リマスターで再登場。難解なアレンジや歌詞、歪んだギターと、さらに深化していく内容に圧倒される作品。しかしチャートでは上位に登場する大衆性を持つところがさすが。
デビュー・シングル「バック・ヒア」は、『ビルボード』チャート13位を記録したBBマック。本作はアルバム『イントゥ・ユア・ヘッド』からの1stシングル。記録を塗り替えられるか?
木管楽器としてのふくよかな肌触りと、金管を凌ぐ鋭角的なモダニズムの響きをあわせ持つサキソフォンという楽器の音の楽しみを、ポップのくつろぎアートの冴え、いわば世話から超俗まで多彩に幅広く充足させてくれる、腕達者達のワザとセンスのエッセンス。