2003年10月22日発売
チャカ・ジャズ ラヴチャカ・ジャズ ラヴ
前作の『チャカ・ジャズ』同様、自身の好きな曲を温かい声で、のびのびと歌う。(8)が典型だが、けれん味のない歌いっぷりが魅力。ホーンを模した(2)のスキャットでは技術の確かさをアピール。自作曲の(1)はスタンダードと並んでも遜色のない風格を備えている。
エイサーセレクション エキストラ・エディションエイサーセレクション エキストラ・エディション
エイサーの定番「ミルクムナリ」の日出克が、琉球国祭り太鼓のパフォーマンスで使われる楽曲を中心に、全国のエイサー団体で愛聴されている楽曲をセレクトした、エイサーを踊るためのCD。
アニヴァーサリーアニヴァーサリー
作曲家&ピアニスト、加古隆のデビュー30周年記念盤。デビュー以来の軌跡を辿る代表曲と、「富の攻防」までをスロヴァキア・フィルとの共演で全曲新録音した、加古隆究極のアルバム。
フレンジャーズフレンジャーズ
デンマークから現れた新星バンド、MEWのセンセーショナルなデビュー・アルバム。リリシズムと万人の心をとらえて離さないメロディ・センスに加え、そのビジュアルの良さも魅力の大注目株だ。
ラヴ・ソングスラヴ・ソングス
“元祖ラテンの貴公子”ことフリオ・イグレシアスの来日記念盤。これまでのヒット曲の中から選りすぐりのラブ・ソングばかりを集めた珠玉のアルバムで、その甘い歌声の魅力を心ゆくまで堪能できる。
魂の兄弟たち魂の兄弟たち
スリ・チンモイ信奉者であるなど共通項の多い2ギタリストの共演アルバム(72年録音)。(1)(2)を取り上げるなど、コルトレーンに捧げた演奏(インスト)で、神々しいというかスピリチュアルというか、一種独特のカラーに支配された彼らならではの音楽だ。
ムーン・フラワームーン・フラワー
スタジオとライヴ録音で構成された77年発表の2枚組。オリジナル以上の強烈な印象を与えるライヴでも、緻密さと豪快さが一体になったスタジオでも、華麗に暴れ回るサンタナのギターを存分に堪能できる、70年代中期までを総括した内容の傑作。★