2003年10月22日発売
なにかと話題のジャズ・ヴォーカリスト、akikoのアルバムはDJ須永辰緒プロデュース。とはいえフロア対応というわけではない。テーマはずばり“不良ジャズ”だそう。ぴったり。そこはかとなく流れる場末感も効果的。蓮っ葉なジャケがまた、いいんだ。
甲斐よしひろならではの選曲と解釈によるアクの強い納得のカヴァー・アルバム。1曲聴くと、次の曲を甲斐がどうとらえ、どんな感じで歌っているのかと期待させる。昭和13年の「満州娘」や松田聖子ナンバー、前川清の「雪列車」などは甲斐ならではのもの。
ティンバランドのレーベルの第1弾だった白人ラッパーのセカンド。変則ビートは控えめに、フィドルやスティール・ギター、管やストリングスも含め徹底的に楽器を多用したメロディアスかつカラフルなトラック群は秀逸。ババのフロウの多彩さと技術も一流。★
2003年に放送16年を迎える長寿人気番組『世界の車窓から』。毎日映像とBGMが日替わりで流れるこの番組でオンエアされた楽曲を選りすぐって集めた作品。旅心をくすぐる、電車に乗りたくなる曲ばかり。
ビートルズ・カヴァーも収録された83年発表の2ndアルバム。前作よりアグレッシヴなハード・ロックが聴ける。本作でバンドはブレイク、全米チャート17位を記録した。ビデオも。
グラマラス路線から再びワイルド路線に戻った、ストリート感覚あふれる87年発表の4作目。相変わらずのドラッグと酒問題にもかかわらず充実したロケンロー・アルバムで全米2位とヒットを記録。
ドラッグとも完全に決別し、ボブ・ロックをプロデューサーに迎え89年に発表された5作目。スティーヴン・タイラー、ブライアン・アダムスはじめゲスト陣も豪華なロック・アルバム。全米1位。
ヴィンス・ニールが復帰し、オリジナル・メンバーで制作された97年作品、7枚目。メタリックなインダストリアル・サウンドも導入された。ジョン・コラビ作曲も収録されている。全米4位。
エレクトラからビヨンドへ移籍し、リリースした初のベストに続く未発表音源集、99年発表作品。アルバムとは違ったバンドの魅力が楽しめる。「ノッケン・デッド・キッド」のビデオも見られる。
結成20周年記念の初のオフィシャル・ライヴ・アルバム2枚組。彼らの最大の魅力であるエンターテインメント性あふれるライヴを堪能できる。82年〜トミー・リー脱退の99年までのベスト・テイクが収録。