2003年12月17日発売
NHKテーマ音楽がメインになっているものの、渡辺俊幸“流”のオーケストラ作品集、と捉えていい内容。「永久の愛」アリア・バージョンなど、見事な別作品として成立している。渡辺の中で温められ、考えられ、完成された、現代における“オケ”の姿がここに。
ホロヴィッツの往年の名演が小品を中心に集められている。彼がどんなピアニストであったかを知るには最適の3枚組。誰にも真似のできない表現。超絶技巧(例えば自作の「カルメン」変奏曲)だけでなく、清濁併せ飲んだ上での気高さや強さに圧倒される。
《ホロヴィッツ生誕100周年記念シリーズ》からの1点。歴史的なカムバック・コンサート(1965年)の翌年、カーネギー・ホールでの3回のコンサートから収録。充実の境地を聴ける。
《ホロヴィッツ生誕100周年記念シリーズ》からの1点。カーネギー・ホール85周年の記念コンサートのライヴ。大物演奏家が続々登場し、文字通り“史上最大のコンサート”と呼ぶにふさわしい。
《ベスト・クラシック 100》から人気作を選んでハイブリッド盤化したシリーズ20点からの1枚。アバド3度目のチャイコフスキーの5番録音で、ベルリン・フィルの合奏力に圧倒される。
《ベスト・クラシック 100》から人気作を選んでハイブリッド盤化したシリーズ20点からの1枚。ベーレンライター原典版にもとづきつつ、一部に即興的なアバドの解釈もあり話題を呼んだ演奏だ。
《ベスト・クラシック 100》から人気作を選んでハイブリッド盤化したシリーズ20点からの1枚。鬼才インマゼールが、ビルスマ率いるラルキブデッリと共演した、美しいシューベルト。
《ベスト・クラシック 100》から人気作を選んでハイブリッド盤化したシリーズ20点からの1枚。完璧なテクニックと端正なスタイルで知られる名手が、珠玉のギター曲を弾いた内容の濃いアルバム。
テレビ・リメイクの『白い巨塔』の音楽も手掛けた作曲家・ピアニスト加古隆のピアノ・ソロのみを選りすぐった傑作選。透徹した世界観で全体をまとめあげるその技量は見事。絵画であったり水であったり、テーマを心象風景として表現できている。
《ベスト・クラシック 100》から人気作を選んでハイブリッド盤化したシリーズ20点からの1枚。クライバーが2度目の登場で、「ニューイヤー」史上でも屈指の演奏として知られる名盤。
《ベスト・クラシック 100》から人気作を選んでハイブリッド盤化したシリーズ20点からの1枚。若くして世界に認められた五嶋みどりが、高いテンションで華麗に弾いたアンコール・ピース集。
《ベスト・クラシック 100》から人気作を選んでハイブリッド盤化したシリーズ20点からの1枚。華麗なチャイコフスキーと、きわめて集中度の高いショスタコーヴィチ。
《ベスト・クラシック 100》から人気作を選んでハイブリッド盤化したシリーズ20点からの1枚。ショスタコーヴィチの5番は東京文化会館のライヴで、この曲の代名詞ともいえる永遠の名演。
《ベスト・クラシック 100》から人気作を選んでハイブリッド盤化したシリーズ20点からの1枚。かつてウィスキーのCMで使われ、クラシックがCMで多用される先駆けとなった、バトルの澄んだ声を堪能できる。