2003年4月発売
光の海光の海
中国は黒龍江省出身の二胡奏者、ジャー・パンシンが、ゲストに弟のジャー・パンファンを迎えて、2本の二胡で沖縄メロディにチャレンジした意欲作。「涙そうそう」「花」「島唄」など、メロディそのものが持つ歌心と二胡の情緒がフィットした好企画。
フル・サークルフル・サークル
スウェーデン人ロック・シンガーのサード・ソロ作。TOTO人脈のマルチ・ミュージシャンとのコラボレーションによる楽曲群はどれもハード・ロック寄りのAORといった印象で、スティーヴ・ペリー似の歌唱との相性もなかなか。ペリーの曲も採り上げている。
フェイスレスフェイスレス
重くのたうつ極太サウンドに呪詛のごときヴォーカル。ボストン出身激重系個性派が2年半ぶりに放った4作目(メジャー第3弾)は、その妖しくコワモテのイメージを堅持しつつ、より展開のメリハリを強めた楽曲を揃えて劇的な効果を生み出している。全米チャート初登場1位を獲得。★