2003年6月21日発売
チェコ・ヴァイオリン界の大御所スークもリリース当時で73歳。ソロ活動はもうほとんど行なっていなかったようだが、当盤は1999〜2001年にかけて母国のロトス・レーベルに録音した3枚の小品集からの抜粋で、音楽への深い造詣と愛情が上品に滲み出た味わい豊かな小品集だ。
Shihoと横田明紀男によるフライド・プライドの3作目。ロック、ポップス、ジャズ、ファンク、ソウルなどまさに1曲ごとに違うジャンルのカヴァー曲。Shihoのヴォーカルはクセがあってアクワイアード・テイスト。横田のギターは圧巻のテクニック。
71年のデビューだから、実に32年のキャリア。それでもベイ・エリアを代表する大型ファンク・バンドは今なお健在で、相変わらず小気味良い。6年ぶりの新作はデヴィッド・ガリバルディの復帰作で、かつての仲間であるチェスター・トンプソンも協力する。
英国出身、男女混合ユニットによるセカンド。硬質なリズムと退廃的なキーボード、ヴォコーダーによるエフェクトなど、ここ最近の“エレクトロ・クラッシュ”ど真ん中のサウンドだが、無機質なようで非常に豊かなメロディがほかのバンドとは一線を画している。
4年ぶりのニュー・アルバム(8枚目のオリジナル作)。いかにもベテランらしいゆったりとして落ち着いた演奏に思えるが、ドラムなど、リズムへのこだわりが感じられるのが印象的。大人の色香を漂わせたクリッシー・ハインドのヴォーカルも聴きものだ。★
誰もが知っている、アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、オーストリア、ロシアの愛唱歌を、東京混声合唱団やボニー・ジャックス、松本美和子などの名唱で満喫する。
バルト三国(エストニア、ラトヴィア、リトアニア)の合唱曲を、地元の合唱団の現地での最新録音で楽しむ。その独特の響きは一度聴いたら忘れられない。
2003年3月に発売された『SABRINA HEAVEN』と対をなすミニ・アルバム。2枚は同時期にレコーディングされたもので、ヘヴィな前作に比べこちらはポップな楽曲が並ぶ。