2003年7月16日発売
ビエントスビエントス
通算9枚目のアルバムのタイトルはスペイン語で“風”の意味。アルベルト城間の甘く伸びのある声が南からの心地よい風を感じさせる。ラップ味の(2)は、オットリ感がいかにもディアマンテスらしく面白い。(3)のポップス感覚いっぱいのアレンジは、個人的には大ウケでした。
と〜とがなしと〜とがなし
70年代半ばから奄美民謡の今をパワフルに歌い続けてきている69歳の怪人・築地俊造の健在ぶりを思い知るアルバム。歌遊びの即興を今の感覚で展開しつつ、伝統の継承を豪快にして注意深く実践。自作の「兄弟っくゎ」やRIKKI作曲の「南ぬ風」などは趣深い。
サントラサントラ
活性化しているレゲエ・シーンの中でも、よりルーツに近い大らかでハッピーなノリを体現して人気上昇中のこのグループ。これがセカンドで、達者な演奏も良いがなんといってもシンガーのスピナビルの放つホットなヴァイブレーションが素晴らしい。グッときます。★
ライヴ・アット・ジャズ・スタンダードライヴ・アット・ジャズ・スタンダード