2003年7月発売
永遠の愛の炎永遠の愛の炎
結成10年目に見事な復活を果たしたチープ・トリックの大ヒット・アルバム。一時脱退していたベースのトム・ピーターソンが復帰し、7年ぶりにオリジナル・メンバーが揃って完成した傑作だ。
チープ・トリック at 武道館:ザ・コンプリート・コンサートチープ・トリック at 武道館:ザ・コンプリート・コンサート
20年前のステージを完全復刻した2枚組。セットリスト通りの曲順に全MCを収録したばかりか、白黒とはいえステージ写真を掲載したブックレットが付いてCDエクストラ仕様でライヴ映像まで見られるという豪華さだっ。しかし今聴いてもマジカッコいいってば。
デイ・トリッパーデイ・トリッパー
80年に発表された4曲入りミニ・アルバムが再発。この当時のライヴのアンコールでお馴染みビートルズの「デイ・トリッパー」の79年のライヴ音源が目玉だが、(2)は78年の来日公演からのテイクだったりと古いファンには懐かしいアイテムばかり。
バステッドバステッド
トム・ピーターソンが復帰し大ヒットを記録した『永遠の愛の炎』に続き、90年に発表された通算13作目。スピード感あふれるロックから美しいバラードまで、チープ・トリック・ワールドが全開。
スタンディング・オン・ジ・エッジスタンディング・オン・ジ・エッジ
前作から2年ぶりに発表された通算8作目。『at 武道館』のプロデューサー、ジャック・ダグラスを再び起用し、バンドの原点であるヘヴィさにキャッチーな要素も取り入れた意欲作に仕上がっている。
ネクスト・ポジション・プリーズネクスト・ポジション・プリーズ
鬼才トッド・ラングレンのプロデュースによる通算7作目。ハード・エッジなヒット曲が生まれるなど、ポップ・ロックとヘヴィ&ハード・ロックの間で迷走するバンドのさらなる可能性を追求した意欲作。