2004年4月発売
デビュー10周年を記念してリリースされたベスト盤。メンバーの意見に沿って厳選された曲たちは、正直言って派手さはないが、彼らのチャーム・ポイントである“甘酸っぱさ”や“きらめき”はバッチリ押さえている。さりげないが奥の深いセレクションだ。
99年3月にインディーズからリリースされ、入手困難となっていた1stアルバムに、「バトルクライ」を追加収録してメジャーより復刻。グルーヴィなリズムに乗った明るいヴォーカルが心地好い。
2000年3月にインディーズから発売され、入手困難となっていた2ndアルバムがメジャーより復刻。ドライヴするベースとギター2本のカラミが素晴らしい「グングニル」ほか、秀曲ぞろい。
意外やこれがファースト・アルバム。華やかさ、オサレ感、大衆性をすんなりクリアしている楽曲の完成度に、トップ・アイドルの意地を見たり! ミーハー心を押しのけて高まるのは、純粋なる“歌心”。「カラオケで唄ってみたい曲ばかり」という周辺男子のコメントにもうなずける。
かせきさいだぁ≡との青春ポップ・デュオ、Baby & CIDERや、ウクレレ・ライヴなど、ホフディラン活動休止後も独自の活動を続ける個性派の約4年ぶりのソロ・アルバム。胸キュン・ソング満載。
インスト曲が多くなったものの、AOR、R&B、ブラジル音楽をミックスさせた従来通りの爽快サウンドを聴かせる5作目。マイケル・フランクスの原曲をより涼しげにした(2)もいいが、自作曲が充実。旋律も歌唱もキュートな(1)、海をイメージさせるインストの(8)など、快作。
トミー・ゲレロ、モンティ・ヴァリア、DJ ガジェットの3人で構成されたユニット。フォークからジャズ、ヒップホップ、ブルーズまでを包み込み、異色の編成で豪胆に仕上げたアルバムだ。
flow-warとしてはサード・アルバムになる。今回はテレビ東京系『最遊記RELOAD GUNLOCK』のテーマ・ソングに起用されたのも話題。ギターに杉元一生が加わったことで、バンドとしてのサウンドが及崎森平のヴォーカルとバランスがよくなり、ブレイクの兆しが見える。★