2004年9月発売
前作の流れを踏襲しつつも、ヴォーカルを全面に押し出し、より洗練させた音づくりを試みた通算4作目(73年発表)。アフロ=ラテンのリズムを導入し、EW&Fの方向性を決定付けた傑作といえる。
大ヒット作『暗黒への挑戦』に続く本作は、EW&F初のライヴ+スタジオ録音によるアルバム(75年発表)。彼らの音楽シーンにおける位置を確立した記念碑的ライヴ・パフォーマンスが味わえる。
74年発表の通算5作目。ソウルのスーパー・グループとなるアースの第一歩といえるヒット・アルバムで、ジャズ・ファンクの要素を色濃く取り入れた、モーリス・ホワイトの自信みなぎる傑作だ。
『黙示録』から1年半ぶりに発表された80年作品で、当時はLP2枚組で発売された。「世界で最も楽しいヴァイブレーションは微笑みの波動だ」というコンセプトに基づく、70分にも及ぶ大作。
EW&Fのリード・ヴォーカリスト、フィリップ・ベイリーが、フィル・コリンズのプロデュースで発表したソロ・アルバム(84年作)。2人の共演曲「イージー・ラバー」をはじめ、ポップな佳曲揃い。
EW&Fのリーダー、モーリス・ホワイトの初ソロ・アルバム(85年作)。モーリスがヴォーカリストとしてのスタートをきったといえるアルバムで、珠玉のバラード「アイー・ニード・ユー」は最高。
73〜83年というEW&Fの黄金時代のヒット曲を余すことなく収録した、全34曲入りの2枚組ベスト・アルバム。ファンはもちろん、EW&Fビギナーにも、これさえあれば大丈夫な決定版だ。
フェニックス・ホーンとの決別により、新たに創造されたEW&F流ダンス・ミュージックを展開する、エレクトリック・テイストの意欲作(83年作品)。いかにも80年代らしいサウンドが魅力。
2004年7月発売に続くミニ・アルバム第2弾。前作が、かなり硬派だったのに対し、本作はフェミニンな歌詞や、ポップな曲調が印象的。大きく異なる2作でも、巻き舌風の日本語でリスナーを煽情していくロック・スタイルは共通しており、もはや唯一無二の魅力だろう。
タイトル曲はテレビ朝日系スポーツ番組のテーマ曲。アテネ五輪中継で何度も耳にしたので、サビの部分が印象に残っている人も多いだろう。ミディアム・テンポで始まり、だんだんとテンションが上がる。1コーラスのみという珍しい構成。他2曲もテンポ自在のB'zらしいロック。 ⇒B'z特集はこちら!