音楽むすび | 2004年9月発売

シングル「番場の忠太郎」から2ヵ月、電撃リリースされる人気シリーズ第4弾は、初の2枚組による渾身作。“股旅もの”をテーマに、オリジナル／カヴァー合わせて全16曲を収録。

目白系文学ロック、名付けてメジロック!　実に幅広い音楽性を、オーソドックスなロック・サウンドに落としこんだミニ・アルバムだ。叙情性あふれるメロディを奏でながら、サウンドはタイトでグルーヴィ。完成度は高いが、少しくらいは破綻があってもいいと思う。

えっ、この人って何歳だったっけ?　と誰もが思わず叫んでしまうだろうな。懐かしくも温かい曲たちの“今”にシンパシーを感じるだろうフォーク世代、親の世代の青春が“今”の息吹でうたわれることに感動するだろう若者世代。衰えない心と声に驚愕&脱帽。★

しっとりとした海峡もの演歌でカラオケ・ファンを中心に人気を呼んだ「泣き虫海峡」に続く4枚目のシングル。古きよき昭和の時代を感じさせるテイストのスケール感あふれる王道演歌となっている。