2004年発売
デビューからは30年を超えるシンガー・ソングライターの22作目のアルバム。2枚のカヴァー集を挟んで5年ぶりのオリジナル・アルバムとなる。「ソバカスのある少女」の新録、「Sail Away」のカヴァーを収録。オトナがオトナのために作ったAOR作品だ。
セカンド・ソロ・シングル。曲ごとに異なるプロデューサーを立てていて、特に岡村靖幸が手がけた「SMELL」は、エロいエレクトロ・ファンクとナルシシズム丸出しのヴォーカルがフィットして絶妙な仕上がり。CUBE JUICEによるスペイシーなテクノも新鮮だ。
くりぃむしちゅーのMCに始まる餓鬼レンジャーのアルバム。大人になった、かなり整理されてきた、という印象。硬派なんだけど、映画『ガチャポン』の主題歌も含め、ポップな部分もしっかり根っこに持っている点がこのユニットのいいところか。
渡辺克也のセカンド・アルバムは、オーソドックスな名曲集(全部編曲ものだが)になっている。早業を聴かせる曲などもあるが、全般に、ミディアムないしスロー・テンポの、たっぷりと歌を聴かせる曲を選んでいる。オーボエの美しさを前面に出したアルバム。
実力派として知られていた紗野葉子の待望のデビュー盤。12曲中7曲で西海岸のビッグバンド、フランク・キャップ・ジャガーノートをバックに従えての堂々たる歌唱は圧巻。田辺充邦とのデュエットによる小品(4)もキュートな味わいで魅せる。
ここ最近では“ノリ・ダ・ファンキー・シビレサス”と双璧を成すインパクトの名前を持つ、眉目秀麗ミュージシャンのデビュー1周年シングル。グラマラスな(1)に対し、かつてのGLAYの軽快さにも通じる(2)と好曲が続くが、まだ名前に歌世界が押され気味。
アテネ五輪公式応援ソング(1)を歌う女性シンガー・ソングライターの4作目のアルバム。他にも(5)(8)などエール・ソングもいいが、歌い続ける自分に問う(9)は、心の底からの熱唱に聴き惚れさせる。生楽器を強調した(10)と続けて聴くと、五輪にも劣らぬ感動あり。★
ギタリスト樹音を中心に始動した3ピース・バンドのファースト・フル・アルバム。ヘヴィなサウンドに突き抜けた明るいメロ、と古き良きロックを踏襲しつつ、若さに反比例する引き出しの多さで聴くものを圧倒。そんな三人のパンク魂が炸裂した渾身の15曲。
77年に録音したスコットのデビュー作。ビル・ベリー(tp)との2管クインテットで古めのスタンダードをじっくりと演奏する様子は、とても20代はじめの若者とは思えない余裕と寛ぎに満ちている。驚異の新人ならではのさっそうとした演奏。厚紙ジャケットの高音質xrcd。
人気の変化にかかわらず、あの時、この時に出会った素敵なジャズへの感性を今なお一生懸命伝えようというブルーベックだからこそ“芝居の書き割りの月みたい”なんてタイトルも活きてくる。ノスタルジーを感じた時のホンワカとした気分て〜のは堪らなくイイもんだ。★
トランスの最先端の音を紹介する、ハード・トランス・シリーズ。ハード系では人気No.1のDJ UTOによるミックス。全曲が日本初CD収録なのも嬉しい。
ドクター・ドレーの秘蔵っ子と言われた女性シンガーの2年ぶり2作目。ディーヴァを思ったシンプルなサウンドに激情に走らぬ抑制きかせた歌唱、ゆえに押し殺したような凄みが滲む。注目の新レーベル主宰者ラファエル・サディークの制作は数曲だが、これは! という曲に彼の影あり。