2004年発売
シングル「哀愁交差点」のスマッシュ・ヒットで存在がクローズ・アップされた、松山出身の4人組ジャパハリネットのメジャーでのファースト・アルバム。あからさまに文学性を感じさせるところが好き嫌いを分けるとは思うが、独特の高揚感が確かにある。
中堅シンガーが満を持して発表したアルバム。60〜70年代の香りが色濃く漂うソウル・アルバムに仕上がっている。ダニー・ハサウェイを彷彿とさせるヴォーカルがたまらない。フュージョン的な味付けも効果的だ。近年、これだけ気持ちよく聴けたソウルも珍しい。★
2作目のフル・アルバム。元気さが目立つ録音初期の(5)(6)と緩急のコントラストが明確な後期の(11)(13)を比較すると、misonoの1年での成長ぶりがよく分かる。全般にギターの演奏も前作よりダイナミック。(3)は、80年代洋楽を詰め込んだサウンドで思わずニンマリ。
多彩なプログラムである。ヘンデルのアリアからオッフェンバック、フォーレやコルンゴルト、そして山田耕筰など幅広いレパートリーを自在にこなす歌唱である。2003年の5月にカーネギー・ホールで行なわれたリサイタルのライヴ録音。これからが楽しみなソプラノである。
織田哲郎のプロデュースを離れ、L'Arc〜en〜Cielなどを手がけてきた岡野ハジメを迎えての第1弾(2)を含む、約2年半ぶりのアルバム。ハードなアプローチも情熱的なヴォーカルも奥行きを増し、シンガー・相川七瀬をダイナミックに映し出す仕上がりだ。
サード・アルバム。R&Bからバラードまで幅広い楽曲がこなせる人だが、特に(4)(6)や先行シングル(2)(10)(12)のような王道ポップスは出色の出来で、おそらく女性シンガー最高峰の完成度(男性におけるSMAP並み)。なお、ブックレットは悩殺ポーズのオンパレード。⇒倖田來未のディスコグラフィをチェック!
男性4人組のロック・バンドのセカンド・シングル。ベーシストの満園庄太郎は元WILD FLAG→VOW WOWで、ここでも重いベースを弾いているが、曲はハード・ロックではない。むしろ地味めのギミックなしのロックで、ある意味、新鮮さを感じる。