音楽むすび | 2004年発売

マット・クーパーとジェズ・コリン、ロンドンのアシッド・ジャズ人脈に連なる二人を中心に、ラテン・フュージョンとハウスの折衷を端正に。ニューヨリカン・ソウルほどガツン! と来ないのはお国柄か。軟弱に流れるきらいは否めないものの、きわどいところに行っては持ち直す。

イギリスのベテラン・ハード・ロック・バンドの初ベスト・アルバム。81〜2003年にリリースされたすべてのアルバムから選曲されており、哀愁に満ちたメロディアスなサウンドが存分に味わえる。ライヴ・テイクなども含むものの、貴重音源の類は入っていない。

スウェーデンの5人組メタル・バンドの第7作。デス・メタルの進化型として今やアメリカでもかなりの知名度を獲得している彼らだが、無機質な激烈音像と持ち前のエモーションが見事にミックスされた本作は、さらに米市場に的を絞った作風となっている。

2004年頭からの韓国における日本語のCD解禁の影響か、日韓の音楽交流が盛んだ。その急先鋒で2004年3月には日本公演も行なったシンファの2枚組ライヴ・アルバム。2003年4月に5公演行なったコンサートの模様を収録。激しいダンスとともに歌う彼らのステージの熱気がここに。