2005年3月23日発売
上方の、というより昭和30年代の爆笑王ダイ・ラケ漫才が2枚組で全10本。練り上げ、刈り込んだネタの中身の濃さ、ボケと突っ込みの絶妙な間合い、相方の台詞にかぶりそうなギリギリのタイミングで受けるテンポのよさ、どれもこれも絶品の必聴盤。
時代もののパロディで昭和30年代の関西で大人気を博した伝説のコンビ。同35年に夢若が早逝したため残された録音はごくわずかで、単独のCD化は奇跡的。テンポのいいやりとりで、講談や歌舞伎でも有名な歴史物語を爆笑のうちに解体してしまう。
2004年9月に16歳でデビューを果たし、ジャズ界に衝撃を与えた彼女の第3弾作品。前作のニューヨーク録音の流れを汲み、ニコラス・ペイトン、エリック・アレクサンダーを迎えて制作されたアルバム。
17回忌を前にリリースされた、コンセプト・アルバムの第1弾。彼女の世界の中心をなすといっても過言ではない歌謡界の重鎮・船村徹とのコラボレーションを集めた。
平成17〜20年度用、公立小学校の音楽の授業で使われる教材用音源を低学年、中学年、高学年別に収録。各教科書に指定された教材を収録、全学年を通して段階的に学習してゆけるよう配慮されている。
82〜93年までに発表されたヒット・シングルを完全網羅したベスト・アルバム。「ワインレッドの心」や「I LOVE YOUからはじめよう」など30代以上の人には懐かしいヒット曲が多数収録。
最新のR&B/ヒップホップのクラブ・ヒット・チューンをコンパイルした編集盤。ブラック・アイド・ピーズ、キーシャ・コール、マイアらの人気曲ほか、ラッパーのジェイダキッスがマライア・キャリーと共演した話題曲(4)など、注目曲が揃ったお得な一枚。
デビュー10年を迎えた木住野のアルバム。メンバーを二つのトリオ編成に振り分け、(9)は安カ川とのデュオ、(10)ではソロも披露。選曲はジョビン、ポーター、バカラックからビートルズまでオール・スタンダードで固めたが、(2)をいきなり変拍子で聴かせるところもたまらなく良い。★
40歳を超えて円熟味も備えてきたジョン・ピザレリ。歌とギターで聴かせるエンタテインメント性は、古き佳きジャズを現代に伝えてくれる。時折スキャットも織り交ぜる楽しいヴォーカル・スタイルに必ず付随するスウィンギーなギター・ソロも魅力。
近年は福山雅治のサポートもしているベテランのギター奏者、吉川忠英が福山の代表曲をインストでカヴァー。弦楽四重奏やリコーダーとともに穏やかな表現をする(8)、ソロ演奏のギブソンJ-50が深みのある音色を響かせる(12)などは原曲のメロディの素晴らしさを伝える。