2005年6月発売
陽光陽光
二人だけのデュオなのだが、さまざまな楽器を二人で駆使することによって、本当に二人による純粋な音世界を創りだしている。鈴木はピッコロ・ベースからマリンバ、マラカス、ピアノなど、富樫は打楽器系にシンセ。前衛性と癒しを兼ね備えた作品。
モンゴリアン・チャントモンゴリアン・チャント
60年代から活動を続けるジャズ・ベーシストの第一人者が80年に残したセッション盤。時代のせいかフュージョンの残り香を漂わせており、スピードと躍動感は満点。かきむしるような弓弾きでのプレイは『ビッチェズ・ブリュー』あたりに通じる呪術性も。
MIND OF CORE ROCK FESTIVALMIND OF CORE ROCK FESTIVAL
地獄出身(笑)のSKULL SATANIXをはじめ、全国10バンドによるコンピ。MIND OF COREというとどうしても小島のイメージが強いが、女性ヴォーカルによるポップ・パンクからゴリゴリのスラッシュ・サウンドまで、“ロック・フェス”らしくいろんなタイプを収録。
ファイブ ロックスファイブ ロックス
前代未聞のロック・バンド、YAS OIL THE WELLCARSのミニ・アルバム。ギターのGEORGEが加入して5人編成となってから初の作品で、さらに厚みが増した彼らの熱い思いが込められた渾身のアルバムだ。
あなただけ・・・・柏原芳恵 *25th Anniversary New Album*あなただけ・・・・柏原芳恵 *25th Anniversary New Album*
80年代アイドル・リバイバルの波を受けて再評価が進む柏原芳恵。彼女のデビュー25周年記念アルバムがこれだ。大ヒット曲の再録(1)や山口百恵のカヴァー(4)と、中村泰士が書き下ろした新曲が違和感なく同居して現在形の芳恵ワールドを作っている。