2005年6月発売
バップひと筋のトランペッターがリーダーの、村田浩&ザ・バップ・バンドの3年ぶりのアルバム。このバンドは1975年に結成、30周年を迎えた。ホレス・シルヴァーの(1)(8)、リー・モーガンの(6)などジャズメン・オリジナルを選曲。一直線のバップ・セッションが楽しめる。
93年のデビュー以来、幾度となくメンバー・チェンジを繰り返してきたロイヤル・ハントのアルバムで、実はベースが不在でキーボードでリーダーのアンドレ・アンダーセンが兼任している。しかしそんなことは感じさせないパワーと、得意のクラシカルな展開で聴かせる。
イタリア出身のメタル・バンドによる4作目。いわゆるハロウィンを継承したメロディック・スピード系に属する。ただし、キャッチーさが際立ち、それがB級的な微笑ましさを醸し出す。時代に逆行した部分もかなりあるが、僕はそのケレン味のなさが好き。
ノルウェーのメタル・バンド、コミュニックのデビュー作。スラッシー要素もあるメタリック・リフを機軸にしているが、哀愁のフレーズや歌メロも導入。随所にあるキメもスリリング。ドラマティックなヘヴィ・メタル作品に仕上がっている。
米プログレッシヴ・ハード・バンドによる5作目。4年ぶりという歳月を経ながらも、木目の細かいドラマ性を帯びた楽曲のクオリティは完璧。女性シンガーを加えたデュオ形式の楽曲構成はメルヘンちっくなムードを効果的に演出、聴き込み甲斐のある一作だ。
16枚目のオリジナル・アルバム。日本語のパンク/ロックンロールの王道を行くワイルド&ロマンティックな音と歌だが、モダンなヘヴィ・グルーヴも加味してる。21年間のコンスタントな活動の年輪が刻まれており、強靭な太い音と丁寧な歌唱の説得力にヤられた。
発売元
ピー・エス・シーオビに“日本で初めてのアイドル・ジャズ・シンガー”と書いてあるとおり、確かにルックスは超がつく可憐さ。前半は全盛期だった1953〜54年の貴重なSP盤からセレクト、後半は自社ビル建設の記念品として関係者だけに配られたという89年のレア音源。