2005年9月発売
松前ひろ子の再デビュー25周年を記念し、レーベルの枠を越え選び抜かれたベリー・ベストな特選集。北島三郎とのデュエット「兄妹」や、夫で作曲家の山口ひろしとの初デュエット曲も収録。
カラオケだけではない、大人の歌のもうひとつの楽しみ方である“聴きたい”要望に応えたキム・ヨンジャのシングル。スケール感と哀愁を併せ持つ、彼女にしか表現できない世界が、聴く人の心を魅了する。
フジテレビ系『志村通』『孝太郎プラス』、JFN系『FIRST STAGE〜はじめの一歩〜』のエンディング曲でもおなじみの、ソフトなキラキラ&カラフル・サウンドが満開。耳なじみのいいベビー・ヴォイスが独特の宇宙感やポップ感を心地よく際立たせる。
内外ともに若い才能が目立つようになってきたジャズ界から16歳の才能豊かなサックス奏者が登場した。すでにそのプレイには成熟したものが感じられる。抜群のテクニックもさることながら、表現力にも秀でている。あとはちょっとした冒険心が欲しい。
イタリアのシンフォニック・スピード・メタル・バンドの7作目。10曲中7曲を女性ヴォーカルのキアラが歌い、メタル・ヴォーカリストではないキアラのせいかプログレ色が強くなり、マイク・オールドフィールドの名曲カヴァー(7)(メタル・アレンジだぞ!)までやってる。
純日本な兄弟デュオ(4)(7)や笛・太鼓入り(11)に加えブルガリアン・ヴォイス、イーノ、ジョン・レノンらの曲もカヴァー。スライド・ギターやバンドネオン、弦楽団とも自然に絡み、(10)ではミッチェル・フルームと共演。津軽三味線のイメージを爽快に壊して見せる米録音の6作目。
サイケなオルタナ・ポップ感覚と、ストレートなロックンロールが共存する大注目3ピース・バンドの1作目。二人のヴォーカル&ソングライターが描く重層世界の中で、摩訶不思議な歌詞は脳内トリップをうながし、高揚感が下半身を突き刺す。とんでもない大器。★
インディーズ時代を含めると通算3作目、メジャーでは記念すべきデビュー・アルバムとなる本作は、さらに深みを増したメッセージと、よりソリッドになったサウンドを聴かせてくれる会心作だ。
2001年メジャー・デビュー。過激なまでにストイックな楽曲性で注目を集めるシンガー・ソングライターの5枚目のアルバム。従前の作風に加え、神々しさすら感じられる麗しいメロディ・ラインと秀逸な歌唱力を発揮している。丸くなったというか、円熟味を増したというか。