2005年9月発売
アレパ 3000アレパ 3000
91年結成のベネズエラ出身6人組がその名を世界に響かせた2000年通産3作目が日本発登場。ジャズ、ファンク、ボサ・ノヴァ、サルサ他あらゆる音楽とクラブ・サウンドの要素が混然一体、レトロでいてユーモアあふれる……ひときわ聴き応え増した愉快な音楽は今も新鮮そのもの。
D.A.S.H.〜喜怒哀楽〜D.A.S.H.〜喜怒哀楽〜
同時発売の『E.A.S.T.』でメジャー・デビューを果たした双子ユニットによる、2001年発表の1stアルバム。和楽器を取り入れた独特のアプローチによる、新鮮なサウンドが楽しめる、T.M.スティーヴンスも参加。
ディファインドディファインド
ルーツに近い連中は肝がすわっているのだ。どれだけ今流、自分流を持ち込んだところで、絶対消えない“オペラ”の血脈を感じさせるのは、声のせいだけではない。豊かなヴィブラートにすら骨肉を感じさせる、堂々たる一作。(13)が日本盤のみなのはもったいないなぁ。★
モーツァルトCDこの一枚〜名曲いいとこどりモーツァルトCDこの一枚〜名曲いいとこどり
“いいとこどり”シリーズがさらに進化(?)。トラック数は78+1だが、53の「インデックス」を駆使して、全132トラックをズラリ並べる。が、ちゃんと耳を傾けてしまうと、欲求不満になるのは確実。元曲がコンパクトな分だけ、なんともカユイ仕上がりとなった。
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章/スクリャービン:ピアノ・ソナタ第3番&5つの前奏曲/メトネル:追憶のソナタストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章/スクリャービン:ピアノ・ソナタ第3番&5つの前奏曲/メトネル:追憶のソナタ
スクリャービンは繊細さとキラキラと輝くような音色を実にうまく対比させている。メトネルは柔らかくしっとりとした音色が忘れがたいし、ストラヴィンスキーでは凛々しく引き締まった表情と精悍さが印象的。円熟した、本当に立派なピアノであると思う。