2006年11月発売
実力・人気ともにトップ・クラスで女性からの支持も高い、中華圏を代表する女性歌手、サンディ・ラムの代表曲を網羅したベスト盤。魅惑の歌声は、一度聴いたら虜になること必至だ。
東京芸術大学教授も務める、生田流筝曲の安藤政輝による初のCDアルバム。共演者は二代米川文子(生田流)、人間国宝・六代山勢松韻(山田流)、二代野坂操壽(生田流)。古典の名曲3品を収録する。
テレビ東京系『ディズニータイム』エンディング曲でもあるとびきり元気な(1)に始まり、カラフルでチアフルなポップ・チューンに圧倒されまくりの1作目。パンチの利いた女性ツイン・ヴォーカル、鮮やかなホーンは痛快で、ハッピーなバンド感にグイグイ引き込まれる。
約5年ぶりとなる通算9作目のシングル。(1)はNHK『ドキュメント72時間』テーマ曲で、川辺のように長閑なミディアム・バラード、(2)はフォーク調のラブ・ソング、(3)は都会の空を憂う歌詞のギター・ロック。いずれも彼女の自然愛が満ちた優しい歌詞と歌唱が感動的。
発売元
株式会社ポニーキャニオン映画音楽を中心にしたセレクション。ミュージカル・ソング、クラシカル、ラテン・タッチとジャンルは様々なのだが、どれもボエリーというスパイスで味付けされたヨーロピアン・テイスト。常套句的な曲表現に持ち込まず、なんとなく捻っているあたり知性的。
ファンキー娘・敦賀の2枚目。ギター入りの正統派オルガン・トリオ+1は最高にスウィンギーだ。長足の進歩を遂げたアドリブ、エリック・ジョンソンも“外さないソロ”で応酬! ラテン・パーカッションも利いている。“日本のニュースクール”と化した大阪音楽大学の注目株。★
ボストンのメタルコア・シーンをリードするキルスウィッチ・エンゲイジの4作目。破壊力満点のアグレッシヴなサウンドと、美旋律ギター・フレーズ、過激でかつ情感あふれるヴォーカル……。どれをとっても第一人者ならではの質の高い作品だと言える。
アラスカ出身のメロディック・メタル・バンドの3作目。そのサウンドはデフトーンズやクイックサンドのような振幅の激しいドラマティックなヘヴィネスと、ファーやサーズデイにも通じるエモ・テイストを併せ持つもので、攻撃性と叙情性とのバランスが絶妙だ。ファーのカヴァー(12)は必聴。