2006年3月8日発売
2枚目のベスト・アルバムとなる本作は2001年から2005年の「Bright! Our Future」までのヒット曲と新たに録音・リミックスした4曲((11)の変わり様が新鮮!)を加えた、全14曲を収録。楽曲のセルフ・プロデュースなど、彼ら自身の成長にも脱帽の充実作だ。
元憂歌団の木村充揮のデビュー30周年記念アルバムはセルフ・カヴァー集。(2)はストーンズみたいなロック、ヒット曲の(5)はウエスタン・スウィング調と懐の広い歌を聴かせる。(3)や(4)のどこかシュールな歌詞も素晴らしい。三宅伸治と組んだ新曲の(13)もかなりイイ。
メロディック・パンクはやはりメロディの質が生命線だが、その点この三人組は抜群のセンスで見事な旋律を奏でる。ライヴでもお馴染みの楽曲を中心とした6曲+ボーナス・トラックを収録したセカンド・ミニ・アルバム。とても丁寧に繊細な感性を鳴らしているのが好印象。
これはまた、豪華な顔ぶれを揃えたコラボ・アルバム。マッキー、小田和正、陽水、忌野清志郎、YUKIなどなど、若手から大御所までズラリと6組。矢野顕子の書き下ろしとセルフ・カヴァーをピアノとギターというシンプルなサウンドでじっくり聴かせてくれる。
制作・出演
アイヴァン・ネヴィル / サイモン・フィリップス / ジョー・エリオット / スティーヴ・ルカサー / ダリル・ジョーンズ / デイヴ・アブラジーズ / バナード・ファーラー / リサ・フィッシャー他ジャンル
異才ギタリストの山田民族を中心に結成された5人組ミクスチャー・バンド、サルビアのデビュー作。キューバ系ラテンからアフリカン・リズム、ノイズ、さらにはプログレッシヴ・テイストも交えた尖鋭性と、和み系を併せ持つ斬新さが魅力。ゴキゲンなダンス音楽だ
二人の男性ギタリストによるユニットのインスト・アルバム。繊細で美しいギターの響きとダブの空間性を融合し、環境音楽からニューウェイヴまで多彩なサウンドを描き出している。
ギター・インスト・デュオが2005年6月に発表した2ndアルバム。新曲のほかにリミックスと、バンドと共演した演奏を収録したもので、ギターをダブで交差させた静謐なサウンドが味わえる。
エモ系バンドとして人気が高いケイヴ・インがファースト・アルバム以前にリリースしたシングルやスプリット盤の収録曲を集め、一部再レコーディングしたアルバム。ハードコア風の荒々しい音源がメインになっており、彼らの誕生前夜の息吹が伝わってくる。
カオティック・ハードコアの開祖コンヴァージへの闇雲な憧れが生んだ傑作初作(98年)。混沌とした日常への不満を打ち砕かんとする、それ以上に混沌とした爆音つぶてに聴き手の心持ちもざわめきどおし。世界初登場となる復刻追加曲(11)には、のちに転換する美メロ路線の予兆も。
ボストン出身のバンドによる2000年リリースの2作目。今作より大胆にサウンドを変化させ、ヘヴィでアシッド感覚さえあるパワフルなスタイルは、実に斬新なものと言えるだろう。スティーヴン・ブロッズキーのソングライターとしての評価も決定付けたことでも話題の一作。
バラエティに富んだ楽曲が新鮮なソロ3作目。双龍〜独双龍研〜DOKUSOURYUUKENと進化を遂げてきた彼が、歌とラップの新たなスタイルでギャングスタのイメージを一新する。