2006年5月17日発売
ジャンル
99年9月に“新生”メンバーにて行なわれたステージを収録したライヴ・アルバム。ロイヤル・フィル、旧ヴォーカリスト、ロニー・ジェイムス・ディオを迎えている。
2ndアルバム「エーテル」より1年2ヶ月ぶりとなる待望のニューアルバム。更なるスケール感とサウンドバリエーションが凝縮された最高傑作。大ヒットシングル「蒼の世界」「粉雪」「太陽の下」収録! アルバムタイトルの『Horizon』には、"地平線" "水平線"といった本来の意味だけではなく、このアルバムで"自らの限界を超えていく"という彼らの強い意思が込められている。
張りのある歌声で、哀愁の流れ唄を真正面から突き抜けるように堂々とうたう「流れて津軽」は、底力を体感させて圧巻。そのパワフルな歌声がさらに勢いを増しているのが「YOSAKOI祭唄」で、祭ならではの開放感を演出している。カラオケが多種類収録と親切。
日本テレビ系水曜ドラマ『プリマダム』エンディング・テーマ曲の「花よ踊れ」は、ブラス・サウンドを交えたスピード感いっぱいのフラメンコ調のビートにのって歌われる。「GAME」は復活後のサンタナのラテン・ロックを思わせるダンサブルな曲で、明菜全開だ。
リュック・ベッソン監督映画にインスパイアされて書いたという新境地のシングルは、シンプルなベースとドラムスがメロディとともに、身動きできない重苦しさから再び歩み出す力に変わって聴こえてきて胸に響く。TV番組や映画の主題曲になった(2)や(3)のインストも聴きもの。
シカゴのシンガーの4作目。プロデューサーは同郷のスティーヴ・ハフがお決まりだったが、今回はハフに加え多数のプロデューサーを起用してシカゴ色にとらわれぬ広がりを図り難なく成功。時に少年ぽさもたたえるハイ・トーン声の安定した歌が映える。★