2006年5月24日発売
制作・出演
エルネスト・パラシオ / カテリーナ・トログ・レーリク / グロリア・バンディテッリ / サビーナ・マックーリ / パドヴァ・エ・ヴェネト室内管弦楽団 / ペッテリ・サロマー / ペーター・マーク / モーツァルト / リンダ・ラッセル発売元
日本コロムビア株式会社モーツァルト15歳の時に書かれた唯一のオラトリオ。オペラと言ってもいい作品で、序曲がト短調で書かれている点も注目される。マークが、作品の所縁の地、パドヴァのオーケストラを指揮した貴重なライヴ。
五代目古今亭志ん生の長男で、志ん朝の兄でもある馬生の名演集シリーズだ。生前の馬生の高座は、辛気臭く感じられたが、いま聴くと意外と抜けている感じである。待ったなしと約束で始めた碁で仲違いしてしまう「笠碁」、新宿の廓女郎と馴染み客の化かし合いでの馬生の口調が、弟・志ん朝を思い出させる。芸風は異なっても、やはり兄弟と思わせる。町内の連中が、飛鳥山に出かけて賑やかな花見でひと芝居演じようとする「花見の仇討」の、グズグズになっていく過程が可笑しい。真夏にミカンを食べたいという若旦那ために、ミカンを探す粗忽な番頭さんの噺「千両みかん」。「品川心中」では、珍しくサゲまで演っている。殿様に見初められた町娘が男子を出産し、ぐうたらな兄・八五郎の噺「八五郎出世(妾馬)」。錦のふんどしを締めた与太郎が女郎買いに行く「錦の袈裟」。
人気の高まる古典芸能の中で注目を集める浪曲。そんな浪曲中興の祖といわれる伝説の巨人が残したSP音源のすべてを復刻したCD全集。「曾我物語」をはじめ21演目が収録されている。
巧妙で近代的な語り口で新たな芸風を切り開いた伝説の上方浄瑠璃名人。彼が残した貴重なライヴを復刻したアルバム。昭和26年大阪の四つ橋で行なわれた舞台の模様が収録されている。
江戸時代末期から幕末にかけて流行った三味線弾き語り曲の端唄。いわゆる当時の流行歌である端唄の名曲20作品を収録したアルバム。“江戸のいきといなせ”を歌い分けたひばりの歌声は見事だ。
渋谷系を代表するデュオ、ピチカート・ファイヴの企画アルバム。小西康陽と親交の深いDJやミュージシャンが、彼らの音源をエディットし、ミックスした遊び心満載のCUT UP盤。
河村隆一にとって初となるカヴァー・アルバム。“LOVE”をテーマに1960〜90年代までの名曲を、自身がセレクト。色気のある彼のヴォーカルと往年の名メロディが、これまでとは違った世界観を繰り広げる。
地元前橋を中心に定期的なコンサート活動を行なっている夫婦ユニット。彼らのインディーズ活動20周年を記念したマキシ・シングル。“平凡であることの嬉しさ”を美しくも力のあるメロディで聴かせてくれる。