2006年5月24日発売
日本に数多く存在する、雨をモチーフにした楽曲の中から、しっとりと優しいヴォーカル曲を集めたコンピレーション。憂鬱な雨の日には、このアルバムで和んでみてはいかが?
NHKの『熱唱オンエアバトル』で話題となった男性デュオのデビュー・アルバム。チープな打ち込みサウンドで、80年代アイドル・ポップへの熱き想いに満ちた楽曲を展開する。周囲の空気とは無縁に“わが世界”を描ききる潔さをどう評価するかがポイント。
とても瑞々しいシューマンとブラームスだ。決して深刻さや神経質な表情を見せない。あくまで優しくてしなやかな立ち居振る舞い。素直でありながら芯の強さを失わないのもヘルマンの特質だろう。日本の音楽ファンが好むタイプの女流演奏家と言えそうだ。
スウェーデン出身で、メロディメイカーやプロデューサー、リミキサーなど幅広く活躍するラスマス・フェーバー。日本でも信奉者の多い彼の全シングルほか、代表曲を収めたベスト的アルバム。
2006年で四十路を迎えることが影響してか、ジョン・レノンに影響を受けた自作自演歌手としての素地が、このシングルにきて素直に反映されたよう。とはいえ奥田民生に比べると、やるせなさはひかえめ。この“永遠の少年”ぽさがファン的にはいいんでしょうね。
昭和30年代のビクターの都会派と言われた歌謡曲路線を作ったプロデューサー的な作曲家、吉田正の曲をクラシック・オーケストラで演奏する組曲に編曲したシリーズの5作目。合唱組曲付きで、団塊世代の合唱ファンにとっては歌いたくなる懐かしい歌だろう。
2005年恒例のクラブ・コンサートを収録した作品。リチャード・ボナ(el-b)との共同プロデュースにより、渡辺貞夫の世界が一段と陽気で暖かいものとなって伝わってくる。それにしても何とヒューマンなサウンドなのか。ラストのソロでクール・ダウン、渋い!
ピアノ音楽の有名な楽曲を、ほぼ漏れなく収録してしまった究極のピアノ小品集。CD4枚約5時間に83曲を、フェイド・イン、フェイド・アウトなしにしっかりと収録。ピアノ音楽を知るための基本となるBOX。
メガネ男子系シンガー・ソングライター、オオゼキタクの4枚目のシングル。初期トッド・ラングレンやエミット・ローズの系譜にあるようなアコースティックで色彩感あふれるメロディが印象的。テレビ朝日系ドラマ『富豪刑事 デラックス』の主題歌。
深夜アニメの主題を歌って人気のeufoniusのファースト・ミニ・アルバム。『双恋』『フタコイオルタナティブ』『ひまわり』のエンディングなどに新曲3曲の7曲((5)のPVも観られる)だけというのがもったいないほど曲の完成度は高い。透明感があり心地よい歌声。