2006年5月24日発売
ピアノできく青春メロディ ベスト100ピアノできく青春メロディ ベスト100
70年代〜2000年初めまでのヒット曲をピアノ演奏で聴かせてくれる、ピアノ・ベスト・アルバム6枚組。誰もが耳にした青春の音楽が、心地良いピアノの音色で楽しめる、温かな作品集だ。また6枚で3000円と破格の価格が嬉しい。
[シンプレス][シンプレス]
人の息遣いが直接感じられる生々しさ、心地良さがある。井上初美と大内友哉から成る、とても珍しいハーモニカのデュオ・チームによるデビュー作。クラシック、ジャズからオリジナルまで多岐にわたる収録曲と同じく、多彩で人間味のある響きを奏でる。
恋のアランフェス恋のアランフェス
バッハの「無伴奏」に続くアルバム。今回は、小品集。無伴奏でコントラバスの可能性を極めた感があったが、今回はリラックスして、たっぷりとロマンティックに弾いていて、楽しませてくれる。録音も優秀で、大きなスピーカーで聴けば、その良さが100%楽しめよう。
キスクキスク
ソロ名義3作目。今回は“元ハロウィン”のイメージを完全に廃して全編アコースティックなタッチを前面に押し出し、爽やかで落ち着いたポップ・アルバムに仕上げている。パワフルな熱唱で人気を博してきたシンガーだが、ほのぼのムードで歌っても叙情感覚は個性的だ。
千の風になって千の風になって
一部で熱狂的な盛り上がりを見せている新井満氏の「千の風になって」。本作は、テノール歌手の秋川雅史が自らアレンジし、威風堂々とした歌唱を聴かせている。ちなみに、(2)は伴奏のみのヴァージョン、(3)はコンサートで本人がつねに歌っているナンバーだそう。
トキオ・ホテルトキオ・ホテル
バンド名、ビジュアル系を思わせるルックスを含め、ドイツより注目のティーン4人組の登場だ。オルタナなエモーションと、グラマラスなポップ感が交錯する好曲からは青さも顔を出すが、それもまた魅力の一つ。まあ、“大人”の影がちらついたりもするのだが。
チャイコフスキー:交響詩集チャイコフスキー:交響詩集